SRCシナリオ感想

機動戦士ガンダムSEED−DESTINY 〜Rebellion〜(28話(後編)・29話(完結まで))
※ 今回、めちゃめちゃ長いです注意。
・28話後編
いきなりメルアさんが銃殺されるシーンから。また凄いアレな展開。
シンとキラの和解というか、そんなイベント。
戦闘前の、シンとルナの会話が原作まんまなんだけど、なんだろう全然重さが違うというか。
積み重ねてきたものが違いすぎる。最近、比較してばっかだけど許して。
ここのミーティア一掃は、なんかもっさりしてたから、キラフルバースト→シンフルバーストの順番にして、
スーパーエクスプロージョンの演出を敵中心に入れて、WhiteOutさせつつ一掃する敵をEscapeするほうが好きかな。
人様のシナリオの演出に突っ込みいれるのはどうかと思うけど。

■戦闘
エールダガーとか敵じゃないぜと言わんばかり。
メルアさんはやっぱり生きてました。さすがコーディ。
銃を頭に〜のくだりは映画とかで見たような気がする。あ、種の劇場版のことじゃないからね。
あれは、もう、無理でしょ。


戦闘楽かと思いきや、凶悪MAユークリッドさんが2機も!? しかし、シンの敵ではなかった。
と思った瞬間、落とされる隕石運命。てか、長距離ビーム砲、ミーティアのときも撃てるのか。

・VSメルア戦
流石ラスボス候補だっただけのことはある。しぶとく頑張るその姿に敬意を表します。
余談だけど、ノワールの回転リボルバー見てると、連ザでのあのウザったい攻撃を思い出す。ううむ。
どーでもいいけど、シンの説教シーンでスクライドのカズマを連想する。
普通に戦ってたら、アビスがなんと水中モードに変形しました。ここ宇宙なのに。
なんでだろうね、自シナでも同じ現象が発生してた気がする。謎変形。
ほんとアビスは不具合のIT革命やー。


クリア後、ルナの赤ん坊アイコンないのかー。
オリサポで汎用のがあったから、あれで代用すればいいのにとか思った。
ジブリール聞いてたのかよ、ずっとマップ上で沈黙してた割りにずる賢い。

・最終話
ついに長かったリベリオンもこれで最後。
ラスボス機体がストフリってのは凄い皮肉だなーと思いつつ。
ガンダム最終話はコロニー落としってのは、お約束で清々しい。
時間が15分しかないと言われても、ターン制である以上、時間制限など無駄ッ! 無駄無駄無駄ァ!
これで、インクルで時間カウントされてて、実際時間で15分経過でゲームオーバーだったら笑える。
あれ、でも敗北条件にターン制限とか書れてない。

■戦闘
最終話だけに数が多いぜぇ! と言わんばかりの布陣。
エグザスが強制的に撤退させられたり。(配置ミスだと思うので要修正)
レイがなぜか生きてて、しかもあんまり突っ込み入らずに共闘とか。あ、あれ?
まあ、あれじゃ死に際あっさりすぎだしいいのか。
てか、レジェンド味方使用できるの初なのね。なんと珍しい。
ラスボス曲がピッタリ過ぎて素晴らしい臨場感。RPGっぽいけど、始めて聞く曲だ。

■後半戦
レイのしつこさ凄すぎという話。
不覚にもボーナス条件で笑ってしまった。すいません。
最後の一撃で、カウンターが出て凄い焦りまくった。こんなに慌てたのは久々だ。
と思いつつ、どーせSP復活とか、HP10残るとかな演出でしょ? と。

■エンディング
無事、大団円な締め方。スタッフロールの文字演出が一々カッコイイ。
ディアッカ勝ち組すぎる。なんだそれ。
それぞれのその後を普通に描写、まあ無難な感じ。
キラがNEET呼ばわりされてたとこで茶ァ吹いたけど。
あと、スペシャルサンクスに乗せていただいて至極光栄であります!
今までの活動報告ってルナが書いてたのかーという伏線回収も済み。
さーて、あとはシンの描写して終わりかな……と思ったら、FINって!?
ここにきて主役降格な原作再現とかいりませんからー!(,,゚Д゚)

……追記、て。
シン、結局オーブで暮らす事にしたのかー。
でもルナとは離れ離れなんだろうな、これだと。
幸せそうだから、まあいいか。
さらにおまけ! 定番どおりなら、次回作予告とかあるんだけど。
と思ったら、2週目への案内でした。久々にハイネを見た気が。

■重箱の隅
28話後半で誤変換、メルアさんの台詞「先ほども行ったとおり」→言ったとおり

■シナリオ全体を通しての総評
エルさんと同じく、種デスオンリーでシナリオ作った経験者としての立場で発言します。
昔の感想でも同じこと書いたかもしれないけど許して。

まず、あらゆる箇所において粗い部分がない。
会話テキスト、演出、戦闘、ストーリー展開とかもう色々。
特に演出面に関しては、膨大な画像データを自作しつつ、他汎用アニメーション及びLineコマンドを併用しつつ、ある意味極めている。これはもう手放しで褒めたい。
ストーリーは、あの酷い嫁脚本を上手い具合に改変しつつ独自の味になってる。
全体的に無難というか、王道でベタな展開が多かった気もするけど、それはそれで。


欲を言えば、背景画像とか人形劇部分で処理できる箇所はやってほしいところだけど、
そこに関しては次回作にて期待ということでプレッシャーをば。
ただ、一番厳しかったのが戦闘。序盤はブラストラッシュも相まって絶妙なバランスなんだけど。
後半から敵も味方も改造段階高くなるにつれ、どうも戦闘難易度が辛い。
んー、まあこれはSRCの長期連載シナリオになるほど深刻化する持病みたいなものなので。
自分もDOFのときに本気で苦労した。途中から修正が効かないのよコレ。
しかも種とは最悪に相性が悪く、フェイズシフトの防御力のせいで、ダメージバランスが取り辛い。
水中専用機体とか、もう最悪。水中だから実弾メインにしたいけど、PS装甲のせいでそれも無理。
それに有効なビームはというと、そもそも水中だから撃つことすら出来ない。
だから、防御力のオプションも気軽に付けられないというか。
妥協策としては、攻撃力低成長オプションが挙げられる。
敵からの反撃ダメージがホント深刻なんで。
ラスボスのストフリとか、復活かけたキラ准将が集中砲火浴びて10回ぐらいQL余裕でした。
……なんか、総評になってない気がするけど、とにかく完結おめでとーございやしたー!
もう、これが正式版の種でいいです。
むしろ、サンライズ……これを採用してアニメ化しろ。